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2007年10月14日 (日)

F1の状況依存ヘルプの盲点

ご存知の通り、VBではプログラム中にF1キーを押すとその時の状況に応じてヘルプが開くようになっています。

たとえば、次のプログラムを考えます。
If EventLog.Exists("Visual Basic 中学校") Then
    '…
End If

このとき、Existsの個所ににテキスト入力のカーソル(キャレット)を移動してF1キーを押すと、EventLogクラスのExistsのヘルプを見ることができます。

従来はこの使い方しかしなかったので気がつかなかったのですが、先日ある方から指摘を受けて気がついたことがあります。

Capture03_3

同じプログラムで、画像のようにExistsだけを選択状態にしてからF1キーを押すと別のEventLogクラスではないExistsメソッドのヘルプが表示されるのです。(画像はクリックすると大きくなります。)

選択されているときは、どうも選択内容だけをヒントにMSDNライブラリを検索に行って、最初に見つかった該当項目を表示するようです。

これだと、初心者にF1の機能を説明するときに注意事項として伝える必要がありそうですね。

この機能って必要ない気がするので、できればなくして欲しいです。
なんか便利な活用方法ってありますかね?

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2007年10月10日 (水)

マイクロソフトが.NETのソースコードを公開する

Visual Studio 2008の発売に歩調を合わせてか、このほど、マイクロソフトが.NETのソースコードを公開すると言う情報が出回っています。
日本語の情報源
http://www.atmarkit.co.jp/news/200710/05/dotnet.html

「公開する」であって「公開した」ではないので、あわてないようにお願いします。

上のリンクを読めばわかりますが、System名前空間やSystem.IO名前空間など基礎的な部分のソースコードから公開されるようです。
ソースコードが公開されるメリットはいくつかありますが、私にとっては「学習効果」が大きいです。
今まで、どうやればいいのかわからなかったり、もっといいやり方があるんじゃないかと悩んでいた部分も.NETの豊富なソースコードをサンプルとして利用することで解決できる可能性があります。
しかも、マイクロソフト純正ですから質が高いことも期待できます。

とは言え、情報源には書いてありませんが.NET Frameworkの大部分はC#で記述されているはずなので、VBファンとしてはちょっと悲しいものがあります。
.NET上ではC#とVBは非常に似ているので、C#でも問題はないのですが…。

ちなみに私が一番ソースコードが見たいのはColor構造体です。あまり取りざたされていませんが、Color構造体にはあるすごい機能があって、私はどうしてもその機能の実現方法がわからないで悩んでいるのです。

それから、謎に満ちたASP.NETの内部の挙動も直接ソースコードレベルで見られるようになるので楽しみです。

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2007年10月 8日 (月)

スマートクライアントとかクリックワンス(ClickOnce)ってどういう意味?

Webサイトで偉そうにVBにことを書いたり、ブログまで書いている立場上恥ずかしいのですが実はこの前まで「スマートクライアント」と「クリックワンス(ClickOnce)」と「ノータッチデプロイメント」の3つの言葉の意味がよく分かっていませんでした。

いや、どんなものかは知っていましたよ。みなさんも、これらの言葉を聞いたことくらいはあるのではないでしょうか?意欲的な方はその内容もわかっていらっしゃるかもしれません。

でも、3つの言葉を明確に区別して説明できますか?

今回せっかく調べたので区別できない皆さんのためにここにメモ程度ですが書いておくことにします。

まず、スマートクライアントとは、Windowsフォーム(リッチクライアント)とWebフォーム(シンクライアント)の中間のようなアプリケーションの形態のことで、具体的にはWebでURLを入力したりリンクをクリックすると、Webページが表示されるのではなくWindowsフォームが表示されると言う実行の形式のことです。

これによって、exeやdllファイルはサーバーで管理しつつ、ユーザーはインターネットにアクセスできる環境があればインストールなしでアプリを使用できると言ういいとこどりの技術なのです。

もっとも、実際にはいろいろ前提や制約がありますがまぁ正直便利です。ばりばり現役の技術です。

次に、ノータッチデプロイメントとは、上記のようなプログラムの配布方法の技術のことです。つまり、サーバーにおいておいた実行ファイルがブラウザ経由で呼び出されてクライアントで作動しますよという配布形態を可能にする技術です。これ以前はプログラムの配布と言えばCDなどにSetup.exeをコピーして、CDを入れてインストールしてもらうと言う形態でしたらから、ちょっときいた感じ便利そうですが、実際にやってみるといろいろと面倒な点があったためほとんど普及しませんでした。
VB.NET2003のころに使用されていたもので、現在では廃れた技術です。

最後にクリックワンス(ClickOnce)とは、ノータッチでプロイメントを改良して発達させた配布方法の技術です。配布形態はノータッチデプロイメントと同じなのですが、いろいろと面倒なことがあった点がかなり緩和されていて使いやすくなっています。これなら使ってもいいかなと思わせるものがあります。
VB2005のプロジェクトの設定画面から簡単に設定できますし、現在も現役の技術です。

グレープシティ社のActiveReportsのデモの1つがクリックワンス(ClickOnce)でできているので興味があったら見てみてください。

http://dotnetdemo.grapecity.com/demo/arnet/win_demo_clickonce.htm

説明に書いてありますが、最初にインストールが必要です。このあたりの配布に関する形態も参考にするといいと思います。

こんなところで、どうでしょう?

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